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小松原庸子スペイン舞踊団 第52回野外フェスティバル
『真夏の夜のフラメンコ』ー祝・日比谷野音100周年ー 終了

2023/08/08

去る7月29日(土)、日比谷野外音楽堂において、
日本フラメンコ界の夏の風物詩、『真夏の夜のフラメンコ』が無事終了致しました。


小松原庸子先生を囲んで、小楽屋でご一緒させていただきました皆さまと共に
(向かって左から、田村陽子さん、大沼由紀、鈴木真澄さん、鈴木敬子さん、蜂須夕子さん、小松原庸子先生、森山みえさん、堀江朋子さん、斎藤恵子さん、渡部純子さん)

今年はなんと総勢100名を超える出演者!!!
群舞、ソロ、クアドロフラメンコに加え、
高円寺泡の踊り “吹鼓連“ 、林英哲 “風雲の会” の皆さまとスペイン人の初共演など、
小松原庸子先生(92歳!)のエネルギー、舞台のアイデアは尽きることがなく、
野音100周年に相応しい豪華な内容となりました。
野音が工事に入るため、今年が最後と言われた『真夏』ですが、
工事が延びて、来年も開催出来るかもしれないとの発表もあり、
大歓声の中、幕を閉じました。

野音の舞台は、何か特別なものを感じます。
刻々と日が翳る空、蝉の声、木々のシルエット、夏の湿気を孕んだ空気、
お客様の姿が浮かび上がり、
自分はそこに生まれたフラメンコにただ導かれるだけ。

暑い中、3時間を超える公演にお付き合い下さいましたお客様、
本当にありがとうございました。
この大規模な公演を支えて下さったスタッフの皆さま、
お互いに助け合って舞台を務めた共演者の皆さま、
本当にお疲れ様でした。

このフェスティバルを52年間続けてこられた小松原先生に、 改めて、畏敬の念を抱かずにはいられませんでした。

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