『熊本へ ーパパス&ママス10周年記念ライブ ー』
2023/09/07
「うちの店の10周年には、是非踊っていただきたいんです!」
そんなありがたい話を最初にいただいたのは、もうかれこれ4年位前になるでしょうか。
その後コロナ禍へと突入し、全てがストップ。
ようやくパパス&ママス開店から11年目の今、長くあたためていたライブが実現しました。
8月25日、出演者一同熊本入り。
そのまま会場へ向かい、リハーサルです。
音響を整えるのはもちろん、踊り手としては床との相性を見る大事な時間。
少し太鼓状の床は、カツンとした床よりもコントロールが難しい。
いつも以上の引き上げが要求されます。
前日リハ、当日リハを経て、本番の3回目でやっと床と仲良くなれました。
よかった。
入れ替え2部制でしたが、
1部のお客様が2部のチケットを買い足してくださったりもあって、
1部満員でしたが、2部は超満員という、なんともありがたい時間となりました。
地の底から湧き上がるようなマヌエルのカンテ。
洒脱なカンティーニャ、古き良きフラメンコの匂いを携えたタラントを披露したバイラオール佐藤浩希さん。
ギタリストの西井つよしさんは、ギターソロ、カンテ伴奏、踊り伴奏に加え、
翌日クルシージョのクラス伴奏も務め、
最後の一滴まで絞り出した2日間だったと思います。
クルシージョでは、
「踊っている間は、足が床につく、離れるしかない。その行為にコンパスがなければ踊りが生まれない」
といういつものテーマで90分、アレグリアスで動いてみます。
見渡すと、なんと博多クラスのリピーターの顔がたくさん!
泊まりがけで、ライブ+クルシージョに来てくれてました。嬉しいなぁ。
パパス&ママスの皆様、ご来場賜りましたお客様、クルシージョ受講生の皆様、
本当にありがとうございました。
パパス&ママスが、熊本のスペインレストラン、タブラオとして、
ますますの繁栄をされますよう、
心からお祈り申し上げます。
プログラム
1部
- ブレリア(佐藤浩希+大沼由紀)
- ギターソロ/グラナイーナ(西井つよし)
- カンティーニャ(佐藤浩希)
- カンテソロ/ファンダンゴ・ナトゥラル(マヌエル・デ・ラ・マレナ)
- シギリージャ(大沼由紀)
- フィン・デ・フィエスタ
2部
- ブレリア(佐藤浩希+大沼由紀)
- ギターソロ/ブレリア(西井つよし)
- タラント(佐藤浩希)
- カンテソロ/マラゲーニャ(マヌエル・デ・ラ・マレナ)
- ソレア(大沼由紀)
- フィン・デ・フィエスタ
カンテ/マヌエル・デ・ラ・マレナ
ギター/西井つよし
バイレ/佐藤浩希、大沼由紀